会の紹介

森林整備に向けた取組 「小規模林業地ならではの 需要直結型の間伐促進」

取組紹介:間伐・造材実習

林業家と設計士とが共同で講師役を務めて、山で間伐・造材の実習を行いました。地元で長く林業を営んできた林業家が伐採・搬出・造材技術を、木造住宅を多く手がけてきた設計士が木に求めるニーズを伝えました。実際の山仕事を通じた研修も継続的に行いました。

森林組合作業班の方々は、これまでは機械的に3m材を造材しておられました。一方、家づくりのニーズから考えると、せっかく4m、5m、6mなど長い材が取れる原木でも機械的に3mに造材されているのは、もったいないとの思いがあります。通直な長材が取れるものは価値が高い梁材に、などの工夫をすることで、山に還せる経済効果が大きくなります。

作業班にこのようにお勧めしたとき、「ではどのような着眼点・判断基準で造材すればいいのか」、「どの材を取るべきか、その優先順位は?」などの具体的な疑問点が挙げられ、議論を深めることができました。


研修会の様子

伐採から搬出・造材の作業をひと通りご一緒して実感したことは、地域の森林整備を進めていくためには、森林組合作業班の方々の技術力が大きなカギとなっているということです。

これまでは、地域の林業は「植えて育てる林業」の段階でした。人工林の生長が進み、これからは「利用しながら循環する林業」へ転換していかねばなりません。そのための木材搬出や造材の技術を、一層高めていくことが求められています。

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