会の紹介

森林整備に向けた取組 「小規模林業地ならではの 需要直結型の間伐促進」

取組紹介:今後に向けた検討会

一年間の取組を振り返り、今後の取組方針を検討する検討会を開催しました。

意見交換では、継続的な技術研鑽の場を求める声などが挙げられました。また、山村に住まいを持ち定住できるようにすること、そのための山村側の受入態勢や仕組みづくりを求める意見も挙げられ、活発な意見交換となりました。

最後の検討会や、事業全体を通じて、以下のような感想などが寄せられました。



森林組合作業班の声

  • これまでは保育が主な仕事で、森を作ることだけに頭が向いていたが、育てている木をどう使うかという発想は新鮮に感じた。
  • 決まったこと、指示されたことをやるだけの仕事ではいけないとの思いがあった。また、個々の作業をする際に、これは本当に地域の山のためになるのだろうかと自問することもあった。そのように思う中で、このような研修の機会を設け、まとまった取組ができて良かった。
  • 研修は大変楽しく得るものが多かった。その一方、まだ消化しきれていない部分が多いと思う。一体験にしてしまうと、もったいないと思う。
  • 研修だけでは続かないと思う。木材の出口、林業の仕事を続けていけるような経営的な何かがないといけない。
  • 厳しさも必要。自分たちの取組が仕事につながっていくことも必要だ。
  • 山仕事の経験が浅いので、今までは切り捨てばかり。材にする木を伐ることはあまり経験が無かった。いままでは、40、50年の木は伐りにくい気持ちがあった。研修で、気持ちが引き締められた。倒すだけのことを考えていたが、出すとなると、伐ることにも考えることが多くなった。技術的なことももっと勉強せねば。

森林所有者の声

  • 森林所有者の方々は、特に、「曲がり材」などこれまで価値がないと思われていたものでも利用価値を生み出しうるということに高い関心を持った。
  • 対話を重ねる中で、間伐と山への思いを新たにした。
  • この取組でも森林所有者側の広がりをもっと広げなければならない。また、森林所有者の高齢化が進む中で、これからの山の管理、森林経営を含めて、森林組合作業班への期待は大きい。
  • 森林組合作業班には、地域の森林・林業を背負う担い手として育ってもらいたい。「あのグループなら任せて安心」「一緒に学びたい」「一緒に仕事したい」という集団になっていくことで、地域全体を守っていけるのだと思う。

設計士の声

  • 丸太の状態から、どのように製材され建築に使われているかを体感した。思ったよりも大きな木を使ってきたのだと改めて実感した。
  • 会で取組んでいる「地域にある間伐材をできるだけ活かした設計」について、小径木を生かし、梁材などに用途を拡大していくことは、地域の木材資源を活かす意味で重要であるということを改めて確信した。
  • 地域にどのような木があるかを知り、無駄なく丁寧に木を使うことが、地域の建築関係者には求められると思う。

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